大和言葉の手紙・挨拶・年賀状に使える言い換え表現

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大和言葉 手紙 挨拶 年賀状

日本の伝統的な大和言葉は、その柔らかい言い回しにより温かみのある印象を表現できます。

大和言葉を効果的に使えると相手の心を和ませることができるので、手紙や挨拶にうまく取り入れたいものです。

この記事では実際に使える例文を通して、心温まる大和言葉の表現をご紹介します。

大和言葉の挨拶に使える言い換え表現

大和言葉 手紙 挨拶 年賀状 言い換え 変換

大和言葉の挨拶に使える表現を、言い換える前と後それぞれの例文を用いてご紹介していきます。

ひと時(時間)

「楽しい時間となりました」→「楽しいひと時となりました」

とても特別で、充実した時間であったことが伝わります。

ひたむきに(一所懸命)

「一所懸命努力してきました」→「ひたむきに努力してきました」

「一所懸命」はどちらかといえばカジュアルな表現です。

「ひたむきに」と言い換えることで、締まった印象になります。

この上なく(最高に)

「最高に幸せです」→「この上なく幸せです」

「最高」という言葉に俗っぽさが感じる人も増えています。

「この上なく」という表現を使うと、あなたの品格が伝わります。

大和言葉なび ファビコン

ひとかたならぬ(多大な)

「多大なご厚情を賜り、御礼申し上げます」→「ひとかたならぬご厚情を賜り、御礼申し上げます」

日常生活ではなかなか使うことのない言い回しのため、格式高い印象を与えます。

不躾ですが(失礼ですが)

「失礼ですが、これからお伺いしてもよろしいでしょうか」→「不躾ですが、これからお伺いしてもよろしいでしょうか」

申し訳なく思う気持ちを、より丁寧に伝えることができる言い回しです。

かねてから(以前から)

「以前からお願いしておりました件」→「かねてよりお願いしておりました件」

「以前から」よりもやわらかい雰囲気です。

いささか(少々)

「少々自信があります」→「いささか自信があります」

フォーマルな場面では、「いささか」と表現する方が丁寧な印象を与えます。

大和言葉 手紙 挨拶 年賀状

いたく(大変)

「大変感激いたしました」→「いたく感激いたしました」

「大変」よりも、さらに強調された印象を与えます。

また、知性も感じさせる表現です。

思いのほか(予想以上に)

「予想以上に早く着きました」→「思いのほか早く着きました」

意外性を表現したいときに「思いのほか」と言い換えることで、かしこまった雰囲気が出ます。

折(時期)

「時期を見て連絡いたします」→「折を見て連絡いたします」

明確な日時が決まっていないことを相手に伝えるときに使える、丁寧な言い回しです。

曖昧な表現のため自分より立場が上の人には、使わない方がいいでしょう。

大和言葉なび ファビコン

ふつつか(未熟)

「未熟者ですがよろしくお願いいたします」→「ふつつか者ですがよろしくお願いいたします」

「未熟者」よりもあらたまった印象を与えます。

とどのつまり(結局は)

「結局は資金不足が原因でした」→「とどのつまりは資金不足が原因でした」

ネガティブな出来事が、言葉のあとにつづきます。

「結局は」と言うより、「とどのつまりは」の方がユニークな印象でもありますね。

有り体に申しますと(正直に申しますと)

「正直に申しますと、完成までは時間がかかります」→「有り体に申しますと、完成までは時間がかかります」

普段言いにくいことを相手に伝えるときに、丁寧な前置きとして使うことができます。

お心置きなく(ご遠慮なく)

「遠慮なく何でも話してください」→「心置きなく何でも話してください」

相手を思いやる気持ちを、より丁寧に表すことができる大和言葉です。

大和言葉の手紙・年賀状に使える言い換え表現

大和言葉 手紙 挨拶 年賀状 言い換え 変換

大和言葉の手紙・年賀状に使える表現を、言い換える前と後それぞれの例文を用いてご紹介していきます。

胸をなでおろす(安心する)

「皆様の反応を受けて、安心しております」→「皆様の反応を受けて、胸をなでおろしております」

フォーマルな場で、成功したことや良い結果に安心したことを相手に伝えるときに使えます。

心ならずも(不本意にも)

「諸般の都合で不本意にも書中をもって申し上げる次第です」→「諸般の都合で心ならずも書中をもって申し上げる次第です」

申し訳ないという気持ちとともに、できることなら応えたいという気持ちも伝えることができます。

至らない点(欠点)

「欠点があるかと思いますが」→「至らない点があるかと思いますが」

自分の欠点や失敗を謝罪するときに使える丁寧な表現です。

大和言葉なび ファビコン

お導き(ご指導)

「ご指導のほどよろしくお願いいたします」→「お導きのほどよろしくお願いいたします」

「ご指導」よりも、やわらかい雰囲気を与えます。

お力添え(ご支援)

「ぜひご支援いただけますでしょうか」→「ぜひお力添えいただけますでしょうか」

相手に力があることを暗に示すことができる表現なので、相手を立てながら協力をお願いすることができます。

謹んで新年のお慶びを申し上げます(謹賀新年)

「謹賀新年」→「謹んで新年のお慶びを申し上げます」

どちらも目上の人にも使うことができる、丁寧な新年の挨拶です。

意味は同じですよ。

大和言葉に変換するメリット

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大和言葉を使うメリットとしては、その柔らかい表現によってコミュニケーションを円滑になり、相手との信頼関係を築きやすくなることが期待できます。

また、古くから日本で使われてきた伝統ある大和言葉を使いこなすことは、あなたが教養深い人間であることを示すことにつながります。

このように、大和言葉を使うことで、柔らかい表現による円滑なコミュニケーションと、相手に教養のある印象を与えることができるのです。

大和言葉に言い換えるときの注意点

大和言葉を実際の文章に取り入れる際には、無理に大和言葉を使いすぎないように気を付けましょう。

大和言葉は響きが柔らかく優しい印象を与える一方で、言い回しが長くなりがちです。

不自然に使いすぎると、伝えたい文章が悠長になってしまい、相手に「回りくどい言い方をする人だな」と、逆にマイナスの印象を与えてしまうかもしれません。

大和言葉は “ここぞ” という場面で、効果的に使えるようにしましょう。

大和言葉で挨拶・手紙・年賀状の印象を良くしよう

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大和言葉は、その柔らかな表現力によって、手紙や挨拶などの日常のコミュニケーションに温かみを添えることができます。

相手の心を和ませる効果的な使い方を身につけることで、より人間関係を深めることができますよ。

ぜひ実際の文章に取り入れて、相手にあなたの “まごころ” を伝えてみてはいかがでしょうか。

参考:大和言葉でありがとうを伝えよう|お礼を表す言い回し >>

ボールペンでノートに文字を書いている画像

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